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BTSのすてきなところ。韓国ドラマやバラエティ。おしごとのこと。

自分を愛そう。君を知りたい。「人に期待しない」から抜け出した日。

(これは初めて私がBTSについて書いたブログです。最近うれしいことにたくさんブログを読んでくださる方が増えたので再UPします。ですので、これまでのブログと時系列におかしなところがあります。ごめんなさい!)

 

人はなぜ"だれか”のファンになるんだろう。

身内でも友人でも知人でもない。もしかしたら一生彼らは"わたし”を知ってくれない。

彼らのことだって、表面以外のプライベート部分は全然分からないし、触れられてないことも理解している。

そんな相手に無我夢中になって、彼らが笑っていたらうれしくて、泣いていたら一緒に涙してしまう。音楽や文字、舞台やパフォーマンス。そこからもらったものをたくさん繰り返し感じて、思いを馳せる。いつのまにかその人を応援することが、自分のアイデンティティになる。

好きな何かを語る人はとても楽しそうで、私はそういう人が大好きだ。

 

 

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私は今、BTSにめちゃくちゃハマっている。でも彼らにリアルに恋する(いわゆる「リアコ」)ファンではない。若いころならそれもできたのかも知れないけれど、今の自分には到底難しい。リアコには「想像する」というピュアでフレッシュなパワーがいる。

 

最近、おそろしいことに休日、起床してからBTSのあらゆる動画やブログを見ていて、どっぶり夜が更けていることなんかがざらにある。特に世界のあらゆる場所を旅する「ボンボヤージュ」というリアリティ番組のシリーズが大好きで、その番組を観て浸っているその時間は、彼らと一緒にその国を旅できるような錯覚にも陥って、すごく楽しい。

けれどその動画の画面からふと離れて、変わらない部屋の日常を見渡すと、現実から目を背け時間をつぶしているだけのようにも思える。その感覚は「嬉しい楽しい大好き!」のドリカム的な感情だけではないように感じる。

もしかしたら、私は足りない何かを埋めようとしているんだろうか。

 

何年か前、2年ほどある人からじわじわと攻撃され、ボロボロに心に傷を負った。その人の性質を言葉の枠にくくるとするなら、メンヘラ気質と呼べるのかもしれない。「自分をわかってくれ」のパフォーマンスを毎日浴び、それを一生懸命にキャパ以上に受けとめようとし、歪んだ関係を優しい周囲に指摘され続けながらいよいよ降参しよう、としたところに、連絡を一切スルーされた。その人も圧倒的味方であったろう私から発せられる「言葉」で、傷つきたくなかったのかもしれない。

でも私は信頼していたし懸命だった。だからきちんと誠意のある言葉をかけあって、心残りなく終わりたかった。(今も地獄に堕ちろとは思っている)

 

そのころ、超ド級にクールな先輩からこうアドバイスされた。

「人に期待しなきゃいいのよ」

 

その通りだと思った。そうしようと考えた。

期待するから相手の言動に傷を負ってしまうし、過剰に感情が動いてしまう。

でもどこか心の片隅で「それは寂しいし間違えている」とチクリと感じた。

 

以後、その小さな疑念を封印し、私は先のそのアドバイスを実践した。

「人に期待しない」で生きていくとすごく楽だった。快適に自分の心を守れた。ラクだったけれど、その反面、他者や事象に無関心にもなっていった。自分の部屋にこもりがちになり、LINEもメールも通知はOFFにした。自分から誰かに連絡もしない。それを重ねていくことで、「人に期待されない」人にもなっていったのかもしれない。

 

好きな仕事は私にとって救いだった。意欲的に大きな仕事に自ら突進していたし、夢中で仕事をしている間が幸せの時間だった。どう考えてもワーカーホリックであったけれど、期待してくれている人に応える喜びを唯一そこに見いだせていたのかもしれない。

 

でも私にはいつの間にか高基準の仕事を設定されていた。それを達成しなければ、あからさまに翌年の自分に跳ね返ってくる。

 

あきらかに理解していたのは、私がその「高基準」まで来ていたいつのまにかの経験、そのすべてが、何よりまずそこに「好き」の気持ちがあって、ありがたいことに「先の達成」なんぞを考えてやってきた仕事のものでなかったことだ。ピュアに「これがやりたい」「やれるんだ」という情熱で走ってきた結果のものだった。なんて私はラッキーな人生なんだろう。だから自分の時間が削られても、肩が凝って眠れない日があっても、毎日片手で食べられるものしか食べなくなって体重がおかしく変動しても、視力が落ちてもぜんぜん平気だった。

 

歳を重ねたことも大きいのかもしれないが、昨年からそれが狂ってきていたように感じていた。母から嬉しそうに仕事の話を振られても、「話したくない」と今更すぎる謎の反抗期に突入している。

友人に愚痴も言わなくなっている。基本「無関心」である私は愚痴る必要性もなくなっていったんだと思う。

同業の友人がよく怒りあらわに仕事の話をしてくるのだけれど、彼女の怒りのパワーがうらやましいといつの日か思っている自分がいた。怒りがあるのは相手や物事に対して、期待があるからだ。それを私はどんどん失っている。

 

もちろん「生きるために仕事をする」のは当たりまえだ。

ただそれ以上に何かにつき動かされてきたからこそのパワーが私にはずっとあった。昨年くらいから、そのバランスがくずれて戸惑っているのかもしれない。

たまに「ここから降りられたら」と思う。でも生活をしなければ生きていけないし、犠牲にしてきたものの大きさもわかっているし、いま持っているものは奇跡のように大切で投げだしたくもない。経験上、時間が問題を解決することも知っている。とりあえず時間稼ぎをしなければならない。だから今はキープするために踏ん張れ踏ん張れ、と唱える。

 

でも、人に期待しない私は、自分にも期待をしなくなってはいないんだろうか。そんなんでいて、誰かを愛せるのだろうか。これからも頑張っていけるんだろうか。

いまいる場所で踏ん張れるんだろうか。これからも人生の地図を広げていけるんだろうか。

そんなインナービジョンと対峙し言葉で向き合うことは、とてもとてもこわくてできなかった。きっと、そんなころに私はBTSを知った。

 

ところでBTSの楽曲にはそれぞれ壮大なコンセプトがある。

2017年から発表された「LOVE YOURSELF」シリーズは文字通り「自分自身を愛せ」だ。

 

その「LOVE YOURSELF」以前が、青春・思春期の葛藤を描いた「華様年華」なのだが、私は「まじで青春期にこれを食らわなくてよかった」と思うほどの強烈なメッセージを楽曲、MV、ノートとリンクし展開し物語化している。

私も勉強不足でしかないので、これらを全然語れないのだけれど、ざっくり感じることに、

BTSのコンセプトというのは、デビュー当時まだ「少年」だったBTSというグループが、リアルな彼ら自身のその成長とともに、少年から大人へと成長するその様を、彼ら自身の手(メンバーが作詞作曲、ダンスを手掛けている)で体現した心情をもって楽曲に、エンタメに昇華し創造し表現することのようだ。彼ら自身のその成長の過程が楽曲コンセプトとなり、<ストーリー化>され受け手に共感がもたらされていく。

BTSの存在自体がストーリーなのだ。

物語には行間を読む楽しさがあるように、想像の余地をも残してくれる。だからファンは彼らの言葉を音をビジュアルで見せてくれるものを、考察する。

何年越しを見据えてそのプロジェクトを考えたのか見当もつかないほど壮大だが、ぞっとするくらいにSNS時代にあっているしバッチバッチに考えられたクリエイティブの塊である。

 

「LOVE YOURSELF」において、メンバーから発せられたのは「自分を愛すること」だった。リーダーのRMがそれに関して多くその必要性を述べているし、

我が推しのジンにおいてはボンボヤシーズン2のハワイで「優先することは?」という質問に「自分の幸せ」と語っている。「ふざけたりするのは笑ってくれる人がいるから、それは結果自分の幸せのため」「だから相手まで利用すると考えよう」

 

理路整然としていると感心してしまう。でも自分に言い聞かせているようにも見える。

彼らは自分のために自分を愛することをいつの日かきちんと自覚し、自分が倒れないよう軸に定めたんだと思う。

 

そのうえで「MAP OF THE SOUL」のコンセプトが昨年から展開されている。

「自分自身を愛せ」が「君を知りたい」へと移り変わっていく。

「MAP OF THE SOUL-PERSONA」のリード曲「Boy With Luv」のMV。「Persona」と掲げられた劇場前、舞台外には、ピンクを基調にした鮮やかな色に彩られた世界が輝いている。自分を愛し大人になれたからこそ得た自由と他者と、自分の世界はとてもとてもきれいだ。

 

 

それでいて2月に発売される「BTS MAP OF THE SOUL : 7」のトレイラーが先日発表された。主人公は、芸名はシュガことユンギだ。

 

 

ユンギのインタビューをすべてみたり読んだわけではないけれど、ひとつひとつに難しい言葉選びをするわけでもなくストレートな印象があって、

予想以上に大きくなっていく自分にあたる強烈な光と、身長は伸びてないのに伸びていく濃くなっていく影。

そういった言葉を度々ユンギは発言していて、直球にこのMVと歌詞でそれが表現されている。

"飛躍は墜落にもなり得る”という不安と孤独を、それはもうそのままに、彼は投げつけてきた。

言葉はわからなくても見れば「ああ」と伝わるMVだ。

おそらく「Persona」内で「EXIT」ドア前に立つ彼はそこから背を向け、走り出し前へと進む。それを追いかけてくる影、影に押し込まれるように舞台に立つシュガ。舞台上に向けられるスマホにはぞっとする怖さと悪意を感じる。そしてそんなシュガをユンギが見守っている。

 

彼らは輝いてみえる。総資産額はそれぞれ8億超えだし、人気者で世界中に愛してくれる人がたくさんいるし、例えば私がこういう立場だったら、引退して好き勝手世界を放浪したい。大好きなドイツに住みたいし、家族と日々を過ごしたい、と思ってしまう。

 

BTSはファンから「期待されている」。そして、それを彼らが一番知っている。2018年初頭に解散を考えても、話し合ってメンバーが誰ひとりかけることもなく、今も期待に多いに応えてくれている。葛藤しながら見つけた彼らのアンサーは、自分を愛し愛してくれるファンが自ら誇れるよう、顔も知らない世界中のファンに期待し、いまいる場所からさらに地図を広げ続けてくことだ。それは結果、自分を幸せにすることだから(詳しくはVLIVEで「バンタン 会食」リサーチを。金言だらけだ)。

 

 

なんてことだ。

BTSが少年から大人になる階段のその心の葛藤の様子を共感をコンセプトとして描いているとしたら、私はそれをいままるで復習しているみたいだ。無自覚に無邪気に登ってきた階段から急に落ちてしまったのかもしれない。けれど自覚したらもっと強い力でまた上へ進める。

 

このタイミングで私がBTSにドはまっていたのが何となくわかる気がする。大人だって何度も何回も迷っては階段を下り戻ってしまう。そしてちょっとずつ振り返ってはまた登り進んでいく。

 

 

朝起きて絶望感に襲われることがある。夜中に叫びだしたいときもある。人に期待しない私は子供のように身勝手で、勝手に孤独だった。でもいま好きな「何か」があることで、それは少し、なくなっている。

現実逃避も一つあるかもしれないけれど、こうやっていま彼らのことを知れたことは必要だったんじゃないかと、いや思おうとしている。だってBTSと、「自分の苦労は自分だけ分かってればいい」とひたすら明るくゲラゲラ笑っている推しのジンは、いまこの瞬間もめちゃくちゃカッコ良くて、眩しい。そういえば、自分が惹かれる人は自分に似ている人らしい。「ファン」である自分の指針は、彼ら彼女たちだ。だとしたら私も、好きなあの人のようであり、あの人のようになれるかもしれない。解放された気分だった。

 

なんだか、笑ってしまう。数年ぶりにとてつもなく自由だ。

私は明るくゲラゲラ笑うことが好きで、笑ってくれる誰かを見ると幸せだ。またいつもそうでありたいとも思っている。

「好き」の気持ちをピュアに受け止め誠実に行動し、向き合えばその「期待」に他者は、誠心誠意応えてくれる。それを、実に私はめちゃくちゃ知っている。周囲にいる優しくて大切な多くの人がいまも教えてくれている。自分はなんてラッキーな人生なんだろう。personaをつけているのか外しているのかどちらでもかまわないくらいに、その大事な誰かと、破茶滅茶に頑張る自分が私は好きじゃないか。そんな私を自信を持って愛せる。

 

自分を愛そう。君を知りたい。向きあって踏ん張ろう。世界を広げよう。

 

溜まっていたLINEやメールを開く。変わらず粘り強くいてくれる優しい友人たちに、ひとつずつ返信していく。元気だろうか。幸せだろうか。幸せであってほしい。ごめんね、ありがとう。今私は、君を知りたい。

 

 

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※上記に関連するブログの記事は以下です

henshum.hatenablog.com

 

henshum.com

  

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